検証方法について
当ブログでの検証方法についてご説明します。
メインの評価は、ブログのタイトルの通り、「3日以内に値上がりをしたか?」となります。
3日前に投稿した銘柄について、3日間で値上がりしたかを振り返るようにしています。
例として、下記の6月1日の検証結果でご説明します。
日付 | コード | 名称 | エントリ価格 | 3日最大終値 | 値上がり率 | シミュレーション売却価格 | シミュレーション利益率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 2020-06-01 | 2667 | イメージ ワン | 543 | 556 | 2.39 | 518.0(+3日後売) | -4.60 |
1 | 2020-06-01 | 2776 | 新都ホールディングス | 98 | 116 | 18.37 | 116.0(+3日後売) | 18.37 |
2 | 2020-06-01 | 3042 | セキュアヴェイル | 828 | 885 | 6.88 | 845.0(+3日後売) | 2.05 |
3 | 2020-06-01 | 3662 | エイチーム | 806 | 821 | 1.86 | 783.0(+3日後売) | -2.85 |
4 | 2020-06-01 | 3777 | FHTホールディングス | 25 | 24 | -4.00 | 24.0(+1日後売) | -4.00 |
5 | 2020-06-01 | 3995 | SKIYAKI | 490 | 506 | 3.27 | 465.0(+2日後売) | -5.10 |
6 | 2020-06-01 | 9466 | アイドママーケティングコミュニケーション | 524 | 530 | 1.15 | 530.0(+3日後売) | 1.15 |
7 | 2020-06-01 | 9997 | ベルーナ | 562 | 607 | 8.01 | 607.0(+3日後売) | 8.01 |
検証まとめ
値上がり率平均:4.74%
シミュレーション利益率平均:1.63%
ポイントは、表の真ん中列にある「値上がり率」となります。
これは、3日間の「終値」で最良のものを選び、投稿(エントリ)した日の終値と比較した率となります。
9997ベルーナの例でご説明しますと、6/1に抽出(青色右向き矢印➡)後、3日間の終わり値があります。(赤色上向き矢印↑)これの最も大きい値を選択しています。
この場合、3日目の終値となります。(+8.01%)
3402セキュアヴェイルの場合、6/1に抽出し、6/3の終値が最も高いことになります。(+6.88%)
マイナスになった例ですと、3777FHTホールディングスですが、
6/1に抽出後、3日間、終値での値上がりはなく、最も高い6/3の終値を選択します。(-4%)
最後に、銘柄ごとの率を平均したのものが「値上がり率平均:4.74%」となります。
AIの抽出した銘柄が「平均で4.74%値上がりした」と言える結果となります。
シミュレーション価格について
人によっては、「実際に取引していたら、いつが最良の終値になるかわからないじゃないか」という思われると思います。
もっともなご意見かと思いますが、当ブログのAIは「3日以内に値上がりする可能性が高い銘柄を抽出する」という使命で設計をしております。
「3日間の最良で売り抜ける」というのはまた別のAIが必要となります。
とはいえ、3日間最良終値の評価だけというのも、実用性を考えると心もとないので、シミュレーション利益を出しています。
こちらの条件は単純で、「終値ベースでボリンジャーバンド(10日)の1σを割る」場合に売却というものです。
3995SKIYAKIの例ですと、6/3の終値がボリンジャーバンド(10日)の1σを割っているので、ここでの売却となります。
ボリンジャーバンド(10日)の1σについては、下記グラフのオレンジ色の破線で表現しております。
この売却ルールは、シンプルなので気をつければ誰でもできる反面、機会損失も多いです。
6/2の高値、始値、終値、6/3の高値、始値と、シミュレーションより高値で売却できる機会はたくさんあります。
なので、このシミュレーションの値は最低限の利益、とご理解頂けばと思います。
この場合の成績まとめが「シミュレーション利益率平均:1.63%」となります。
AIの抽出銘柄を、ルールに従って売買した場合「平均で1.63%の利益が出た」と言える結果となります。