アルゴリズムについて~その1
- 2020.06.01
- アルゴリズムについて
こんにちは、草太です。
現在検証中のAIのアルゴリズムについて、順次ご紹介していきます。
まずご覧いただきたいのが、AIでの抽出例となります。
2020年5月の7873アークの日足チャートとなります。
見にくいですが、右側に縦の点線があるのがわかりますか?
ここが、5月25日の日足となっています。
5月25日は終値103円ですが、3日後には14%UPの113円まで続伸しています。
当ブログのAIでは、5月25日時点でこの銘柄を選定することができます。
当ブログのAIでは様々なアルゴリズムをミックス、時には機械学習をしてこの兆候をとらえていますが、上記チャートのパターンは一番シンプルなものとなります。
5月25日のチャートについては、2つの特徴が出ています。
1.終値ベースで、同銘柄の過去高値を更新している
2.ボリンジャーバンドが1σ→2σのシフトをしている
「1.」については、5月25日の終値103円は、当該銘柄において、チャートで見れる限り、「終値ベースで」最高値となっています。
当ブログのAIでは、この終値ベース最高値について、重要視をするように設計しています。
ただし、「上場~現在」では幅が広すぎるため、20日~35日の間で調整をするようにしています。
「2.」については、5月25日の終値103円は、ボリンジャーバンドの2σである102.52円を辛うじて突破している状況です。
25日ベースのボリンジャーバンドについては、その閾値がとても重要になってきます。
「ボリンジャーバンド」をご存じないかたは、株でもFXでも重要な指標となるため、ぜひ調べておいてください。
ボリンジャーバンドは、本来は統計的にその値幅が実現する可能性を目安にした指標として提供されていますが、
実際にはその閾値の前後で売り買いの思惑が交錯するようになっています。
自動取引のアルゴリズムでもこのロジックはかなり組み込まれているようで、この指標値前後で明確な動きの違いがでてきます。
終値ベースでボリンジャーバンドのアップシフトを実現している点についても、当ブログのAIでは重視をしています。
今回ご紹介したかったアルゴリズムは上記2点です。
もちろん、これだけで値上がりする銘柄をスクリーニングできるなら、中学生でも億万長者になれます。
実際には値上がり確立の高い銘柄を選定するためのアルゴリズムを組み合わせていくことになります。
そちらについては、追ってご紹介したいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!